大学生の貯金の実態!貯金をするメリットはある?

大学生の貯金の現状

預金通帳

大学生にとって、他の大学生の平均的な貯金額は気になるところだと思います。まずは、大学生の貯金の現状や平均貯金額について解説します。これから貯金しようとしている大学生は参考にしてください。

大学生の平均貯金額

マイナビの調査によると、大学生の貯金で最も割合の多かった金額は「0円」でした。次に多かった金額は「10万円」で、次いで「5万円」という結果となっています。次いで「1万円」、その次が「30万円」という結果を見ると、大学生の貯金額はさほど多くないことがわかります。

中には昔からお小遣いを溜め続けた結果、「100万円」以上という貯金額を達成した例もあるようです。例外中の例外としては「500万円」という金額を、株によって稼いだという猛者もいます。驚きの金額ですね。

一部、高額な貯金額を保有する学生も多いためか、大学生の貯金の平均額は50万円ほどになります。ただし、大半の大学生の貯金額は10万円以下の水準に落ち着いています。割合でみると10万円以下が多いので、実質的な平均はさほど多くないと見るべきでしょう。

貯金をするメリット

貯金と大学生

次に、大学生が貯金することのメリットについて解説します。これから貯金しようと考えているけれどモチベーションを維持できるかどうか難しいという大学生は、ぜひ参考にしてください。

将来使えるお金を確保できる

まずは「将来、使えるお金を確保できる」ことです。人間、生きていくうえでお金は必ず必要になります。それは大学を卒業して社会に出て行ったあとも同じであり、学生のころから貯金をしておくことで将来必要になるお金を確保することになるのです。

近い将来の話で言えば「卒業旅行」のための資金を貯めておく人が多いようです。人生に一度の大学の卒業旅行、気の合う仲間との記念すべき時間を少しでも贅沢で充実したものにするための資金を、早い段階から貯めておこうという人が多いのです。

他に多い意見としては「結婚資金」を貯めておくというものです。学生という年齢は、結婚が現実味を帯びてくる年齢でもありますので、納得できる考え方ですね。お金の問題で結婚できない人もいますから、結婚を視野に入れた貯金は理にかなっているといえます。

お金の使い道はさまざまですが、「将来使うお金を今のうちに」という点がメリットになるのです。計画的に貯金できれば、将来的なお金に関する不安を払しょくすることにもつながります。

積み立てによる信用をえることができる

次に、積み立てによって「信用」を得ることができるというメリットです。貯金を積み立てるという方法は、他人から見ると「きちんと貯金ができる人」として信用を勝ち取る方法となるのです。

貯金ができるということは、節約ができて浪費をしない、貯金ができる方法をしっかりと身につけているということになります。お金を貸すとすれば、そうした人にならば貸しても将来きちんと返済してくれるだろうと評価することができるのです。

貯金を積み立てることは、社会において重要で得難い「信用」を得る具体的な方法となります。しかも大学生の頃からきちんと貯金ができるという証拠を作ることで、社会に出てからも信用を得やすくなるでしょう。

加えて「貯金の大切さ」や「貯金の大変さ、難しさ」を、若いうちに知ることができます。社会に出るとさまざまな用途でお金を使うことになります。お金の大切さや貯金の大変さを大学生のうちに知っておけば、将来お金のトラブルに巻き込まれるリスクを減らすことにもつながるのです。

貯金をするデメリット

暗いイメージのお金

大学生が貯金することは、メリットだけでなくデメリットも存在します。これから貯金しようと考えている大学生は、デメリットについてもしっかりと理解してください。

現状の生活を切り詰める

まず、貯金するということは少なからず「現状の生活を切り詰める」ことでもあります。貯金するという方法は大学生としての本分や楽しみを、少なからず削ってしまう方法であるというリスク・デメリットをきちんと理解しなければならないのです。

大学生が貯金する、つまりお金を稼ぐための方法は基本的に「アルバイト」です。アルバイトをするということは生活の中で使える時間が減るということで、勉強や遊びに使える時間が制限されてしまいます。また、仕事することによって心身ともに疲労してしまい、勉強や遊びの質を落とす結果にもなりかねません

また、勉強や遊びには少なからずお金がかかるものです。貯金するということは自由に使えるお金を制限するということでもありますので、貯金に傾倒すればそうした「自分への投資」に必要なお金を制限するということでもあります。生活を切り詰めてまで貯金すべきか、自問自答する必要があります。

行動範囲が狭まる

次に「行動範囲が狭まる」というデメリットです。新しいことにチャレンジしたり、遠方に出かけるためには、やはりお金が必要です。貯金するということは、そうしたアクションに必要なお金を制限するため、行動範囲が狭まってしまいます

極端な話、家と大学、それにバイト先だけが行動範囲だという大学生もいるのです。本来であればもっと行動範囲を広げて経験を積み、見聞を広めるべき年齢であるはずの大学生としては、実に窮屈な暮らしとなります。

社会人になると、もっと生活が窮屈になることが多いです。自由に使える時間の多いはずの大学生が貯金に傾倒してしまえば、せっかくの時間を無駄にしてしまう可能性があります。やはりデメリットを十分に理解し、バランスを考える必要があるのです。

大学生が貯金するための方法

お金を貯金する

デメリットを理解し、それでもなお貯金をしたいという大学生は、少しでもデメリットを減らすためにも適切な貯金の方法を知る必要があります。ここでは、3つの方法について解説します。

節約する

まずは「節約する」ことです。平均的な貯金額を目指すのであれば、最低限の節約は必ず必要とします。逆に浪費してしまえば、後述の方法を駆使しても平均的な貯金額には到底近づくことはできないでしょう。

大学生は今までよりも自由なイメージが強く、さまざまな誘惑が待っています。特に学生になってからアルバイトを始めたことによってお金を得られるようになり、クレジットカードで手軽にショッピングができる年齢でもあります。さまざまなことにお金を使いたくなるでしょう。

そうした誘惑を振り切って、無駄遣いをなくさなければ貯金はなかなか貯まりません。学生になってできることが増えたからこそ、自制の心をしっかりと持つことが貯金をする有益な方法となるのです。

特に、実家を離れて一人暮らししている大学生の場合、節約すべきポイントは多いです。例えば「食費」については自炊が基本、できるかぎり安く食材を売っているお店を見つけてください。「家賃」については安いところを探したり、友人とルームシェアするといった方法があります。

高時給のバイトを探す

いくら大学生が節約したところで、出ていくお金を減らすだけでは貯金が貯まる理由にはなりません。大学生が貯金するためには「アルバイトをする」ことが必ず必要となります。

効率よく貯金を増やすためには「高時給のバイトを探す」方法がオススメです。高時給のバイトは少ない時間で相応に稼げますし、短期間で成果が出るので貯金することへのモチベーションを高めることにも役立ちます。

大学生が高時給のバイトを探すのであれば「塾講師」や「家庭教師」がオススメです。自分自身の勉強になる上にコミュニケーション能力を高めることで将来的に役立つという側面もあります。それ以外にも、自分の経験や専門分野を活かせる高時給のバイトがあれば、積極的に挑戦してみてください。

また、「アルバイトをかけもちする」「短期間に集中して稼ぐ」という方法もオススメです。やり方はさまざまなので、自分に合った貯金のための稼ぎ方を実践することをオススメします。

在宅バイトを探す

アルバイト探しにおいては「在宅バイトを探す」という方法もオススメです。通常の「出勤を必要とするバイト」と異なり、自宅や大学での空き時間を利用して、自分のペースで仕事を進められる点がメリットとなります。

在宅バイトは、大学生としてのライフスタイルをあまり崩さずに仕事ができる点が評価されています。学生としての本分を阻害することなく、今までアルバイトをしていなかった人でもライフスタイルを大きく変化させる必要が無いというメリットがあります。

ただし、在宅バイトに限定してしまうと、バイトの選択肢が少なくなります。また、他人とのコミュニケーションが最低限で良いという点は人づきあいが苦手な人にとってメリットになりますが、一方でコミュニケーション能力を養う方法としては不適切となります。

オススメの方法としてはメインとなるアルバイトを別に探して、副業的な立ち位置として在宅バイトを行うことです。在宅バイトは自分でスケジュールを調整できるため、かけもちバイトとして働きやすいという点がメリットでもあります。

大学生が貯金する必要はある?

はてな?

ここで、そもそも大学生がアルバイトなどの方法でお金を稼ぎ、節約してまで貯金をする必要があるのかどうかについて考えてみましょう。その必要性を理解せずに漠然とした理由で貯金を始めたところで、有意義なことにはならないはずです。

大学生がアルバイトのみで稼げる金額には限りがある

まず、大学生がアルバイトのみで稼げる金額には、どうしても限界があります。前述の通り大学生の貯金の大半は10万円以下、アルバイトだけで貯金するとすれば、それが現実的な金額になるということです。

アルバイトにも「高時給なバイトを選ぶ」「バイトをかけもちする」といった方法で大きく稼ぐ方法はあります。しかし、一般的な四年制の大学に通っている間に、一般的なアルバイトだけで稼げる金額は、さほど多くは無いのです。社会人になってから稼げる金額と比べれば、尚のことです。

社会人になってからも、お金は稼げます。むしろ、大学生のアルバイトではとても困難な金額を、思ったより簡単に稼げることのほうが多いです。大学生という身分では、お金を稼ぐためにできることには制限があり、社会人になってからの方がお金を稼ぐ方法に自由度があるといえます。

大学生としての本分は勉強と経験を積むこと、それに遊ぶことでしょう。学生時代にお金を稼ぐことに傾倒して後悔したという話は、よく耳にします。 無理に貯金するよりは、もっと将来のためになることに行動のウェイトを置くべきではないでしょうか。

税金には気をつけよう

また、貯金する際には「税金」の問題にも注意する必要があります。アルバイトで稼いだお金の一部は「所得税」として納税する必要があり、稼いだお金の全てが自分の手元に入ってくるわけではありません。

ただし、所得税には控除があり、簡単に言えばそれなりに稼いでいないと所得税を納める必要は無いのです。逆に言えば、頑張って稼いでも、その一部が所得税として持っていかれてしまうということになります。

納税は国民の義務であるとはいえ、大学生が社会に対して果たすべき責任はそこまで大きくはないでしょう。本格的に納税するのは、社会人になってからでも遅くはないはずです。大学生が納税のために時間を消費すると考えると、どこかむなしさすら感じてしまいます。

もう1つ注意すべきことは、源泉徴収されない方法でお金を稼ぐ場合です。例えば「仮想通貨取引」が有名な話なのですが、こうした取引で得たお金に対しても所得税は課せられます。それを知らずに散在して納税できなくなって借金を抱えたという話は有名です。

税についての知識が乏しい大学生が大きく稼いでも、納税などの問題に関するリスクを抱える可能性が高くなるという点でもデメリットに感じてしまいます。どうせなら、貯金に費やす時間を税金についての勉強に充てたほうが有意義な時間の使い方と言えるかもしれません

貯金は目的を立ててから

ペンとお金

大学生が無理に貯金することはオススメできませんが、何か明確な「目的」があってそのために貯金することは良いことです。そこで、「目的があって貯金する」ことについて解説します。

目的のない貯金は無意味

多少過激なことを言うかもしれませんが、「目的の無い貯金」ほど無駄で無意味なものは無いといえます。確かに生きるうえでお金は必要ですが、使いきれないほどのお金があったところで人生が豊かになるとは限りません。

お金を稼ぐためには、体力と時間を消費する必要があります。言い換えれば、貯金のために費やす時間があれば、いろんなことができます。友人と楽しく過ごすのも良し、読書や旅行で見識を広めたり、家族との時間を大切にすることもできます。

何に使うのか明確にしないお金のために、これらの有意義な時間を代償にすることは、果たして良いことといえるのでしょうか。人によっては、貯金に固執して人生を台無しにし、年を取ってから後悔することだってあるのです。後悔もまた無意味で、むなしいものです。

ですが、明確な目的があって、それにはお金が必要だから貯金するというのであれば、悪いことではありません。重要なことはお金を使う目的が前提にあって、そのために貯金するというプロセスです。明確な目的のために貯金する、つまり限りある時間を使うのであれば、それは有意義な時間の使い方だとえいます。

しっかりと計画を立てよう

目的を明確にしたら、次はその目的を達成するための「計画」を立てることです。目的や目標を明確にしても、そこに至るための道筋があいまいでは、効率よく目的を達成することはできません。綿密な貯金の計画を立てることで、大学生でも目的額を達成しやすくなるのです

明確な目的のための貯金は、目標額と目標を達成するまでの時間が明確になります。つまり、いつまでにいくら貯金しなければならないのかが明確になっていますので、支出の目標が明確にわかります。

目的の金額まで貯金するためにかけられる時間から、選択するアルバイトの時給もおのずと明確になります。また、使っても良い金額についても明確になっているので、節約の目標も立てやすいです。目的のための貯金を達成するためにも、その道筋となる計画をしっかりと立ててください。

大学生であることを自覚しよう

大学生たち

この記事を読んでいるということは、おそらくあなたは大学生か、もしくはこれから大学生になるであろう高校生なのでしょう。そして、貯金することに興味や関心があると思われます。そんなあなたのために、最後に「大学生としての自覚」についてお話したいと思います。

大学生の目的は貯金ではない

先ほど、大学生の平均的な貯金額について説明しました。平均を上回ることは安心感を生み、平均を達成していないと不安や焦りを感じてしまうかもしれません。無理に貯金すれば平均を達成できるかもしれませんが、果たしてそれは大学生としての本分でしょうか?

大学生になったのは、平均以上に貯金するためではないはずです。貯金したい、つまりお金を稼ぎたければ、大学に行かずに就職したほうが早いはずです。なぜ、あなたは受験勉強を頑張ってまで大学に入ったのか、そのことを冷静に考えてください。

お金のことも少なからず関わってくるかもしれませんが、それは今すぐの話ではないはずです。人によって考え方は異なりますが、バイトして節約して平均以上に貯金を増やすことが大学生のやるべきことだとは思えません

大学生は経験が大事

では、大学生の本分は何かといえば、ここでは「経験」こそが大学生の本分であると言います。大学生における経験は、後々の人生をより豊かで充実したものに変えてくれるはずです。

大学生は、高校生以前のころよりもあらゆることに対して自由度が高いです。その時間を使って貯金することはもちろん自由ですが、そのためだけに時間を使っても有意義な人生が送れるとは限りません。社会人になれば、「お金はあっても時間は無い」という生活になるかもしれないのです。

せっかく時間があるのであれば、経験を積むために時間を使うべきではないでしょうか。人との出会い、今までの人とは異なる考え方との出会い、新しい人生のためのの出会い、さまざまな出会いが大学生を待っています。貯金のために時間を割けば、その分だけ人生を豊かにするために必要な時間を消費することになるのです。

そして、経験を積むには相応のお金が必要になることも多いです。旅行や合コン、読書などで、お金は必要になります。経験を積むために必要な貯金であれば大学生にとって有意義なものになるでしょう。経験のための貯金こそ、大学生にとって必要な貯金だといえるのです。

大学生の貯金は明確な目的をもって行う

貯金箱と筆記用具

大学生が貯金することはメリットがある一方で、デメリットや問題点も少なくありません。重要なことは「貯金する目的を明確にすること」と「学生の本分を忘れないこと」です。これらを忘れなければ、大学生が貯金することのメリットが最大限に生かされるでしょう。

お金の問題は何かとデリケートですが、大学生の場合は社会人とは異なり理由でデリケートなのかもしれません。もし、あなたが大学生で、周りの大学生の平均的な貯金を持っていないと不安に感じるかもしれません。

ですが、その解消のために大学生としての本分を無視することは絶対に避けてください。貯金0円の大学生の方が圧倒的に多いのですから、目的が無ければ無理に貯金する必要はないはずです。

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